★運輸業界
JR東海(東海旅客鉄道) 総合職技術系 運輸
JR西日本(西日本旅客鉄道) 総合職事務系 運輸職
全日本空輸(全日空 ANA) 総合職事務 IT系
日本航空システム(日航 JAL) 総合職事務系

 
☆   総   括   ☆

この業界でキーワードになるのは安全・定刻で
この2つを抜きに語ることが出来ない。
この2つのキーワードをしっかりと持ちながら、それに自分の思いをミックスする必要がある。
電車・飛行機が好きなら思いをミックスすることも大切だけれども
マニアックになってしまうと、逆にマイナスになってしまう。

これはこの業界がサービス業であるということがポイントになっているからだろうと考えている。
自分がお客だったらどのようなサービスがあれば便利なんだろうか・・・
そして常にお客様という人間の方向へと気持ちを向ける!
ということを常に頭に置きながら面接を受けるのが良いと感じた。

そして仕事内容が幅が広いこともポイントとなる。
これはどの業界にも言えることだけれど、
自分のしたいことを訴えるだけでは絶対にダメで、
会社全体を見渡して自分はどれだけのことが出来るのかということも考えておくこと。

この業界は入社後数年は現業部門に配置されることがほとんど。
そういうことから子会社の人たちとうまくやっていけそうな人材を採用してる感じもする。
あとはチームプレイ!って事も忘れずに・・・
 
JR東海 総合職技術系 運輸

3月12日にエントリーシート必着 
エントリーシートの内容は
・どのような学生生活を送りましたか?
・当社の志望理由を教えて下さい。
・自由に自己PRして下さい。

それぞれにそれなりのスペースがある。
結果は期限があるのではなく処理した順番に合格したものから順番に連絡
期限ギリギリに提出→3月18日に電話で通過連絡

3月20日:リクルーター面談@一人目
場所はリッツカールトン大阪の喫茶店

リクルータ1対1で1時間程度の面談。
多分何人もの学生と面談をされてるのでしょう・・・
リクルーターの方が5分くらい遅刻してくるのは気にしないでおきましょう。

内容は非常に厳しいもので一筋縄ではいきません。
しかし、JR東海の内容についての質問ということではなく
自分自身の学生生活や性格について、
そしてそれらと絡めて現業の人とうまくやっていけるかetc...なので、
自己分析をきっちりやってハキハキと喋っていれば大丈夫でしょう。
リクルーターに聞きたいことを用意しておくのも悪くないかも
自分で書いたESの内容も忘れずに!

合格者だけに電話で連絡→3月23日に電話で連絡

3月26日:リクルーター面談@2人目
場所は前回とリッツカールトン大阪の喫茶店

リクルータ1対1で1時間程度の面談。
今回は前回よりもさらに厳しくなったも感じがする面談。
JR東海の内部の話も出てくる。
今年は品川駅開業だったのでそれに関しての質問もいくつかあった。
なぜ品川駅開業で本数を増やせるのかetc...
あとは"気になってることに関して3分で話して下さい"
とかアナウンサー見たいな質問があった。

合格者だけに電話で連絡→敗退

最後に言うならばリクルーターの名前をしっかりと覚えておきましょう・・・
聞かれて答えられませんでした・・・
多分これは相当な減点だったのかも・・・
ちなみに選考としてはリク3人クリアすれば本社に行けるらしい。

JR西日本 総合職事務系 運輸職

3月10日にエントリーシート必着 
エントリーシートの内容は
・JR西日本に関心を持った理由と入社して取り組みたいこと実現したいことを記入してください
・貴方が特に取り組んでいる学業とその面白さについて具体的に教えてください
・貴方を自由に表現してください

それぞれにそれなりのスペースがある。
そして写真貼り付け忘れたのに後日郵送しても通過したんで
内容をキッチリと読んでるってことだろうと思う。

結果は期限があるのではなく処理した順番に合格したものから順番に連絡
期限ギリギリに提出→3月21日に電話で通過連絡
なんだが都合が合わず・・・行けないと正直に言う。
3回目の連絡でようやく都合が付く。
これだけしていただけでそれだけでちょっと高感度UP

3月29日:筆記試験+グループディスカッション
場所はJR西日本本社ビル

筆記試験50分とGD60分程度

この筆記試験がもう嫌だ!!って叫びたくなるくらい難しい。
しかも時間が全然足りない。
試験の順番は国語・数学・論理で
最初の国語が本当に分からなかった。

後半はGD。
テーマは「国内有名選手の海外進出について」
曖昧すぎてなんかよく分からない。
盛り上がりはしたけどさ。
面接官は一切メモとってなかった・・・
あれで何を見てたんだろう。

合格者だけに電話で連絡→4月4日に電話で連絡
合格してたということを考えてテストは他の人も解けてない予感。
出来なくても諦めるなって事か。

4月6日:リクルーター面談@1人目
場所はJR大阪駅にある喫茶店。

リクルータ1対1で1時間程度の面談。
出てきたのは人事関係の人。
内容的にはJR東海に比べると軽い。
自分のことからJR西日本の現状等々...
企業研究していたら特に問題ないと思う。

合格者のみに連絡→敗退

このリクルータの人には次に進んでもらいたいと思う
って言ってもらえたのに連絡が来ないってこともあるから分からない。

少しマニアックに行き過ぎたのか、
ESに写真を貼り忘れたのがいけないのか
筆記試験の日程をなかなか決めなかったことがいけないのか・・・
落ちる要素は色々あっただけになんとも言えない。

全日本空輸 総合職事務 IT系

3月18日 エントリーシート必着
エントリーシートの内容は
・自己PRと志望動機について
 -あなたの(1)1番の強みと(2)それを当社でどのように活かせるか
 -あなたが(1)これまでに一番打ち込んだことと(2)その結果として得られた具体的な経験
 -あなたの「ANA」に対する思いを自由に記述してください
・3年後の航空業界はどうなっているかを想定し、その中で「ANA」が企業価値を高め、
 競争に勝ち抜くために求められる用件について独自の視点から自由に記述してください

結構書く量が多い。
3年後の〜って問題はJR東海とのシェア争いや
今後航空業界はどんどん厳しくなるなどマイナスになるようなことも書いた。
しかし、それい対応する(実現可能かどうかは微妙でも)打開策をキッチリと書けば問題ない。

3/21にE-mailで合格通知。

3月28日 グループ面接
場所は千里中央ライフサイエンスセンター
名簿の人数や実施回数を考えるとこの時点で既に関西地区は350人程度になってると推測

前半の45分くらいが企業説明
その後に30分程度の面接。
面接官3対学生5くらいのグループ面接。
質問としては航空業界ならではというのは特に感じない。
自己PRや学生時代にどういうことをしてきたのか
ANAに入ってどういうことを実現したいのか
ということetc...

さすがにANAだけあって語学関連で優秀な人が集まる。
話もスケールも世界の話が出てくるなどデカイ。
自分は理系なんだから語学で勝負する必要がないと割り切る。
そういう風に自分の中で芯を持ち続けられれば問題ないと思う。

合格者のみに4月4日・5日に連絡→4月4日に電話で連絡

4月11日:筆記試験・グループ面接
場所は東京・下丸子にあるANA TEC

まずは英語の試験40分。
TOEICとまったく同じ形式。
問題のレベル自体は結構っていうか
かなり簡単な部類に入ると思われる。
英語が嫌いって言う人でない限り大丈夫。

英語の試験が終了後は面接。
IT系志望の人たち3人での集団面接。

質問内容はSE業界と同じような感じ。
仕事に対するイメージやどんな事をやってみたいか・・・とか。
無難な質問が続く。
一つだけ意図の分からない質問がこれ
・東京に対するイメージは?
適度に笑いが取れればOK!!ってくらいの気持ちで答えれば問題なし。

結果は4月16日に合格者のみに電話連絡→16日に電話で連絡


4月19日:面接・適性検査
場所は前回と同じ東京・下丸子にあるANA TEC

まずは試験。
一般常識問題を解く。
国語部門は分からないが
数学・論理部門はレベル的には高校数学が出来れば問題ない。
どちらかといえば時間との勝負が重要になってくる。
この試験が終了後に性格診断テスト。
どの企業でもある適正試験です。
ただし問題数は350問ありますので気を抜かないように・・・

これらが終了後の個人面接。
時間としては20分程度。
質問内容はその人の能力を探ろうとしているものではなく
どういう人かを探っているように思えた。

合格者のみに5月9日までに連絡(極力早く)→4月21日に電話連絡
正直なところ数学のテストは出来なかった。
そのことから考えて学力試験よりも面接を重視していると思った。

4月23日:最終面接
場所は本社汐留City Center 33F

副社長を含む3人対1名の個人面接。
質問内容は今までの面接をクリアしていれば問題ないような質問。
ただ一つ答えられなかった質問があった。

「国内外の航空会社を見てみてANAのシステムで足りないものは何?」

分からなくて正直に分かりませんと答えました。

人事の話によると最終面接には30名程度を呼んだらしい。
そのうちIT系は5名。
若干選考しますとのことでした。
結果は合格者のみに連絡(出来るだけ早く)→4月25日に電話・内々定

日本航空システム 総合職事務系

3月20日 エントリーシート必着
エントリーシートの内容は
・(1)あなたが学生時代で最も力を注いだ事柄を2つ挙げてください
・(1)の2つのうち1つを選択し、以下にしたがって記述してください
 「なぜ力を注いだのか(理由)」
 「何を目指し、どのように挑戦したのか(目標・行動)」
 「何を実現したのか(内容・成果)」
・あなたの志望職を以下から1つ選択し、その理由を記入してください。
・あなたが学生時代に培った知識・経験等を生かし、JALで将来何に挑戦し何を実現したいですか

合否結果は4月上旬にリクナビ経由→4月1日に合格通知

4月7日 グループディスカッション
場所はOCAT 6F

面接官3人対学生3人のGD。
最初に1分程度で自己紹介。
大学名は絶対に言わないようにとのお達し。
ここまではっきりと言う企業は初めて。

GDのテーマは「結果とプロセスはどちらが重要か」
時間は15分で終了。
この後は結論を3人の中から1人が発表してGDは終了。
このあといくつか質問されたけれど、あまり選考に関係ないっぽい。

合否はリクナビ経由で4月10日に連絡→合格

4月12日:筆記試験・グループ面接
場所は前回と同じOCAT 6F

面接官3対学生3の集団面接。
部屋が小さくてそれだけでかなりの圧迫感を感じる。
疲れていたので質問内容とかほとんど覚えてないです。
ESに書かれた内容からどんなことをやりたいとか聞かれたのは覚えている。

最後になにかありますか?
というお決まりの質問があった。
これは特に重要ではないと思う。
何も質問しない人も内定もらってたし
私のようにANA色のドラマ「GoodLuck」を口にしても問題なかった。

面接終了後は学力試験。
一般常識問題はANAと同形式。
時間配分さえ間違わなければ特に問題ない。
後半の英語は相当厄介。
TOEICの難易度の高い時と同等かそれ以上に感じた。
とにかく集中力を切らさずに最後まで諦めないこと!

4月22日までに合格者のみに連絡→4月14日に電話で連絡

4月17日:面接・健康診断
場所は東京・新整備場付近にあるテクニカルセンター

まずは健康診断。
視力検査・聴力検査・レントゲンや採血・問診etc..と本格的な健康診断。

お昼ごはんが支給される。
現役の客室乗務員の方にサーブしてもらえるので結構楽しい。

昼ごはんを食べたら性格診断テスト(これ以下の順番は個人差有り)
内容自体はANAと全く同じ350問のテスト。
一般常識試験といい、同じ業界だけに選考方法が似ている。

性格診断テスト終了後に面接。
一人頭15分程度の個人面接(1対4)
最初に志望動機みたいなのを聞かれたから答えたら
「なんだかこじつけっぽいね〜」とかいきなりガツンとやられる(汗)
「いえ、本心です!」と即答したけど。

その他に聞かれた事は
理系なのに事務系でいいの?
希望部署に配属されなかったら?
貴方の研究を空港に応用するとしたら?
アメリカ旅行で何か変わった?その中で嫌な事、よかった事は何?
学生時代で一生の宝になるような事あった?
友達にどういう風に思われてる?それはどういう場面で?等々

一番きつかったのはJALの良いところと悪いところを言ってくださいって質問。
とはいえ、間を作るわけには行かないので
JALというブランド力という利点の裏の硬いってイメージが取りきれていない
という話をしておく。

適度に笑いもあって終始和やかだった。
やっぱり面接に笑いがないとダメだ。
なんだかんだ言っても人間同士の会話なわけだからね。

その後整備場見学。
素直に楽しみましょう。

4月19日までに合格者にのみ連絡→当日夜に電話で連絡
最終面接でもまだまだ落ちるから、気を抜かないで!って注意をいただく。

4月27日:最終面接
場所は本社JALビル

控え室に入ると志願書(履歴書?)を書かされる。
内容的には志望動機とか学生時代を通じて得たもの
とかESに書いているような内容なんだけれど制限時間が30分。
他社状況の書く項目もある。

志願書を書いた後は役員面接。
5対1の面接で、結構威圧感があった。
でも面接官の一言目・・・

「髪の毛切った?」

まさかそんな突込みから入るとは思っていなかったが
おかげで終始和やかな雰囲気。
最終的には「どうして髪切って来たの?」とかまで聞かれてるし。
スッキリとしたかっただけなんです・・・
とか答えました。

この最終面接はよく分からない話題のまま終わった気がする。
個人の内面を見ていたんだろうと思うことにする。
ちなみに事前に書いた志願書も関係してくるのでちゃんと書いておくこと。

面接終了後・交通費を受け取りに別の控え室に移動。
そこでは社員との面談の場。
ここでの会話が選考に影響はないと思うが色々と聞くことが出来る。
ANAのことを話しても嫌な顔もされなかったので
ざっくばらんにどうぞ!って感じで30分程度。

G.W.あたりまでに合格者には連絡→当日27日の20時ごろに電話・内々定